データサイエンス職志望の大学院生のブログ

データサイエンス職志望の大学院生の就活備忘録です

電通 データサイエンス系有給インターンシップ

 

電通が、データサイエンス系のインターンシップをやるという事なので、宣伝です。

 

過去にも「アイデアの学校」や、「テクノロジーとアイデアの学校」などのインターンを行ってきた電通ですが、今年になって初めて、中期でデータサイエンス系の有給インターンシップをやるそうです。

https://ddaint.net/

 

 

電通 インターン」で検索していくと出てくるのですが、データサイエンス系の学生はなかなかそのキーワードで検索しませんよね(笑)

データサイエンス系の職を志望している学生にとって、電通を含めた広告業界が1つの選択肢になる事を願って、記事を書きます。

 

インターンシップのコースは2つあって、①AIソリューションコース ②エンジニアリングコースです。どちらも時給2000円で、交通費・宿泊費支給となっています。

以下、それぞれについて見ていきます。

 

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①AIソリューションコース

必須課題は、「今後どのようなAIがあれば社会を大きく変革することができるか」の600字レポートと、「AIについて取り組んでいる内容」の200字レポートです。任意課題として、Github, kaggleなどの実績がわかるURLの記載が求められています。

 

こちらのインターンは、文系でデータ分析をした事がないような方や美術系の学生でも参加のチャンスがあると思います。もちろんデータ分析のスキルがあった方が有利だとは思いますが、発想力のようなものも選考で評価してもらえるのではないでしょうか。

 

業務内容は、「AIを利用した新規ソリューションの企画・開発・社内外への展開」です。電通のデータテクノロジー部門がやっている仕事に違いような印象をもちました。

勤務地は、電通本社になっています。

 

②エンジニアリングコース

必須課題は、「MNIST分類問題」または「数値予測回帰問題」の内1つ以上。

任意課題が、「テキストクラスタリング問題」と、「KaggleスコアやGithubアカウントなどご自身のスキルをアピールできるもの」です。

 

こちらのインターンは、高度なプログラミングの能力が求められています。

応募資格が、「自然言語処理、画像認識、機械学習などについて、既存ライブラリの利用のみならず、0ベースでのコーディング・実装ができる方」です。

僕は理系の修士大学院生ですが、この能力がある人は周りにはほとんどいない気がします(笑)

データ分析・プログラミングの経験がない人は、参加が難しいでしょう。

 

業務内容は、クライアントの諸課題を要件定義に落とし込み、プロジェクトの進行管理・コーディングを行う業務と書かれています。

いわゆるデータ分析の会社がやっている業務をやりそうですね。下手をすると、データの前処理の時間ばかりになってしまいそう。

勤務地は、データアーティストという会社です。

 

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自分は申し込みませんが、申し込むとすれば、AIソリューションコースに申し込みます。理由は、「電通の本選考に進む際に、志望動機への結び付けが楽そうだから」です。

 

電通の方にお話を聞いた時、データ分析のコーディング部分は自分たちでやらずに外注するというような話を聞いた事があります。AIソリューションコースの方が、電通の業務に近いような印象を持ちました。

データアーティストは数あるデータ分析会社の1つでしかないようなイメージなので(もちろん、電通グループである事のメリットはあると思います)、電通の本選考に参加する際、志望動機を少し考えなおさないといけなそうに感じました。

 

エンジニアリングコースは課題にそれなりに時間がかかりそうですし、ライブラリを使わない0ベースでのコーディングにも自信がありません(笑)

 

どちらのコースの課題も、締め切りは10/7となっています。課題が通過すれば、ワークショップ型選考に参加できるらしい。募集人数は、若干名。参加の難易度はなかなか高そうです。

 

電通は例年、インターンシップに参加した学生が内定をもらう確率が高いです。

インターンに参加したから内定をもらえたのではなく、そもそも内定をもらえる程優秀だからインターンに参加できただけかも。)

 

このインターンシップが本選考にどう影響するかわかりませんが、企業理解にもつながるので、大変良い機会だと思います。時給が高いのも魅力的ですよね。

 

データサイエンス系の学生にとって広告業界はなじみがうすいかもしれませんが、業界研究または力試しとして、参加されてみてはいかがでしょうか。