データサイエンス職志望の大学院生のブログ

データサイエンス職志望の大学院生の就活備忘録です

デロイトアナリティクス企業研究

今日は、デロイトアナリティクスについて書いていこうと思います。

 

デロイトトーマツグループのデータ分析コンサルティング集団で、所属としては有限責任監査法人トーマツになります。デロイトトーマツコンサルティングと一緒に仕事する事もあるみたいですね。

 

データ分析をしている企業は腐るほどありますが、デロイトアナリティクスはコンサルタントとして、あくまでも顧客の課題解決を前提に、ツールとしてデータ分析を使っているような会社です。データ分析の結果をそのまま伝えるのではなく、次に取るべき行動や施策を提案していく。ただ、一般的なコンサルタントと比較するとデータ分析に中核を置いています。難しいですね。

 

 

データ分析コンサルタント中でのデロイトアナリティクスの大きな特徴としては、

・監査のデータを分析することができる

・big4(Deloitte, Pwc, EY,KPMG)の中でデータ分析部門の立ち上げが一番早く、一番投資していて、成長も一番大きい

・インダストリーで分けずにデータ分析ができる

という点だと思います。3つ目について補足します。

多くの会社では業務がインダストリーで分けられています。例えば小売店の業界の担当になると、小売店に関するデータばかり扱う事になり、他の分野のデータに関わる事はなくなってしまいます。デロイトアナリティクスではそれがなく、全分野のデータに関わっていく事ができる。これ、間違ってたらごめんなさい(笑)

 

なので志望動機としては、「監査のデータ含め、幅広いデータを触りたいと思った」とか、「その中でも一番成長している会社で働きたい」とか言うのがいいんじゃないでしょうか。

 

自分はサマーインターンに参加させてもらったんですが、ワークに対して本当に親切に助言を頂けるので、かなりおすすめです。選考はESだけなので、参加難易度はそこまで高くなさそう。知り合いの早稲田大学大学院生はESで落ちてましたが(笑)

 

インターン参加の感想としては、優秀な社員さんが多かったです。かつ、皆さんとても親切でした。社員の方たちは様々なバックグラウンドを持っていて、監査出身の方やSE出身の方などいらっしゃいました。「教えるのが好き」「学ぶのが好き」という社員の方が集まっているようなので、勉強するには最高の環境だと思います。

 

ただ、新卒の本選考はかなり難しそうですね。新卒の採用を始めたのがかなり最近のようで、採用人数は10人程度らしく、本当に優秀でないと入れないです。即戦力として働けるような人材を求めているようなので、データ分析の経験がない方にはとんでもなく難しいと思います。新卒入社でのデータ分析コンサルタントの企業の中では日本でトップレベルに難しい印象です。

 

年収は一年目で480万(月25時間残業込み)らしいです。新卒1年目としては高いですが、デロイトトーマツコンサルティングと比べると少し低いかな?

それでも30代の内に余裕で1000万は超えるようなので、魅力的ですよね。

 

私はかなり志望度が高いので、選考を頑張りたいと思います。

受かったらもう就活やめてもいいかな、、(笑)

 

最後に、私が学生時代にお世話になった技術書を記載しておきます。

統計学入門

統計の基礎を学ぶのに適しています。初学者には難しい部分がありますが、

辞書的に家に置いておいて損はない本です。

データ解析のための統計モデリング入門 一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC

統計モデリングの概念は、こちらで学びました。

上記の2冊を完璧にしておけば、統計・データ分析はある程度語れるはずなので、面接は困らないと思います。

加えて、能力を定量的に示すためには、統計検定準1級を保有しておくと、かなり評価をもらえるのではないでしょうか。取得に向けては、以下のワークブックがマストです。

日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック